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大雪旭岳源水 – 北海道上川郡東川町
北海道の屋根、大雪山連峰。旭岳をはじめとしたその山々に降った雪や雨が創りあげた天然の銘水、それが大雪旭岳源水(だいせつあさひだけげんすい)です。
天然水の宝庫である北海道の中でも、特にミネラルが豊富に含まれ、健康維持や美容にも効果が高い天然水として人気があります。
自然あふれる国立公園の中に湧き出る銘水、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
旭岳の麓、自然豊かな国立公園に湧き出る天然水
大雪旭岳源水は大雪山国立公園の中に位置しています。周辺は広葉樹の生い茂る森林地帯で、美しい木漏れ日と湧き水のせせらぎを楽しむことが出来ます。
国立公園として整備されているため、定期的な清掃や水質保全、植樹活動などが行われ、年間を通し上質な湧き水と環境が保たれています。
北海道でも指折りの上質な天然水
天然水が多い北海道でも、大雪旭岳源水は特にバランスの優れた湧き水として人気があります。その水質や成分、特徴についてご紹介していきましょう。
ミネラル豊富な硬水が味わえる
大雪旭岳源水は硬度約125、ph値約7.2、弱アルカリ性の中硬水です。カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に、かつバランス良く含まれているのが特徴です。
体内のナトリウム調節を行うカリウムが豊富なため、健康維持や美容にも効果が高いと言われています。
湧出量は1分間に約4600リットル。1日で約6500トン以上にもなります。 水温は年間を通し約6~7度と一定しているため飲みやすく、いつ訪れても天然水の上質な美味しさを味わうことが出来ます。
無料で好きなだけ汲むことが出来る
取水は、公園内木道から約300m先の源泉と、駐車場内にある源水岩(源水から引水)から、いずれも無料で好きなだけ汲むことが出来ます。
冬期は源泉までの道が雪で閉ざされてしまいますが、駐車場内にある源水岩からは取水が可能です。
また大雪旭岳源水の湧く東川町は、北海道でも唯一上水道のない町で、町民全員が天然の地下水を利用しています。
ポリタンクでたくさん取水する方も多く、飲むだけでなく、ご飯を炊くのや麺類を茹でるのにも使うと非常に美味しく作れるそうです。
大雪旭岳源水へのアクセス
所在地・北海道上川郡東川町 アクセス・JR旭川駅から車で約45分。 駐車場・あり(普通自動車18台、身障用2台、バス2台・すべて無料) 定休・特になし 料金・無料 ※施設保全のための協力金箱を設置しております。